ガン予防や免疫を高める食品として注目されている姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)の薬効や食効を、臨床データに基づき具体的に証明します。
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姫マツタケの薬効・食効を証明

姫マツタケと「ガン」→抗がん性多糖体の図

 姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)のもつ顕著な抗ガン作用が初めて癌学会で発表されたのは、1980年の第39回日本癌学会総会でした。
三重大学医学部キノコ研究グループの志村圭志郎、成瀬千助、伊藤均の三博士らによる『Agaricus heterosistes Heinem et Goose(ハイネマン博士により、後にAgaricus blazei Murrillと確定)抽出物の抗腫瘍性(抗腫瘍性多糖体の研究・第28報)』です。
姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)

1.多糖体の抗ガン効果が注目されだしたのは? 
1894年、W.B.コーレイの研究がはじまりです。日本では、国立がんセンター所長を務めた中原和朗博士(故人)が、笹の葉の多糖体であるササホリンの検討後、サルノコシカケをはじめとするキノコ類の抗ガン性多糖類の研究が日増しに盛んになっていきました。

2.サルコーマ180固形ガンの動物実験での抗ガン作用
 サルコーマ180固形ガンを移植したマウスを使った動物実験で、カワラタケ、メシマコブ、チョレイ、コフキサルノコシカケ、ツリガネタケ、マンネンタケ、シロキクラゲ、エノキタケ、シメジ、クロサルノコシカケ、ツガルサルノコシカケなどが抗ガン作用をもつことを報告しています。(1971開催日本癌学会総会・三重大学医学部がん研究グループ)

3.抗ガン作用が最も高かったヒメマツタケの研究発表
 日本癌学会での初のヒメマツタケ研究発表は、すでに抗ガン作用のあることが確認されているカワラタケやチョレイマイタケなどの多糖体よりも、姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)の方が高い効果があるという内容でした。

S-180固型ガンに高い抗ガン効果を示した姫マツタケ(岩出101株)の抗ガン性多糖体

子実体多糖

平均分子量
(万)
腫瘍抑制率
(%)
完全退縮率
(匹/匹)
死亡率
(匹/匹)
投与量(注射)
(mg/kg/日)
β-グルカン
50
71
1/6
4/6
10×10
α-グルカン *1
200
93
4/8
0/8
10×10
β-ガラクトグルカン
200
97
5/8
0/8
10×10

核酸(RNA) *2

1
95
7/8
0/8
10×10
β-(1-6)-D-グルカン-
タンパク複合体
1〜5
99
8/10
0/10
10×10
キシログルカン
1〜5
80
4/10
3/10
10×10

水(対照群)

-
0
0/6
10/10
10×10
*1、*2は経口投与(50mg、150mg/kg/10日)でも腫瘍抑制率68%、74%を示し、死亡率が非常に低かった(1/6、0/8)。すなわち、担ガン状態で生存が可能であることを意味します。
(1)水野卓、伊藤均:『なぜ姫マツタケは効くのか』(創樹社)
(2)水野卓、河岸洋和、稲垣隆一、伊藤均、志村圭志郎、萩原俊彦、中村卓二、朝倉昭寛、
   隅谷利光:第10回糖質シンポジウム講演要旨集
(3)H.Kawagishi、T.Mizuno、K.Shimura and H.Ito:Carbohydr.Res.,186.1989 より引用

4.姫マツタケ多糖体の特徴
 姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)の多糖体構造には、姫マツタケ独特の特徴があります。それは、多糖体が多くのタンパク質と結合していることです。
 多糖体はタンパク質と結合することにより、消化管から体内への吸収がよくなり、姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)の多糖体が食べたり煎じて飲んだりしても吸収できることを意味しています。
 姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)のような構造を持たない他のキノコの多糖体は、食べたり、煎じて飲んでも体内に吸収されません。
 ガンの治療では、レンチナンと呼ばれるシイタケの多糖体が使われていますが、消化管からの吸収が難しいため、注射により体内に注入します。

シイタケと姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)の多糖体構造の違い
レンチナン(シイタケ)=(1→3)−β−D−グルカン
姫マツタケ多糖体=(1→6)−β−D−グルカン
3と6のわずかな結合様式の違いでも抗ガン作用機構は大きく異なる

臨床確認された抗がん効果

 三重大学医学部・薬理学教室に研究留学していた王軍志博士(蘭州医学院修士課程卒業)を通し、姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)の研究成果を知った恩師の蘭州医学院院長、王鏡博士は、これらの基礎データをもとに姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)を患者に臨床応用しました。
 姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)を消化器系ガン、肝ガン、慢性B型肝炎、急性非リンパ性白血病患者に投与してガンに対する有効性を検討したところ、基礎データの研究成果を裏づける成績が臨床においても認められました。
 これらの成果は三重大学医学部との姫マツタケ日中学術共同研究として学会や学術雑誌で報告されています。
 現代の難病中の難病といわれるガンに対しても姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)は、驚くほどの臨床効果を示す事が実証されました。

姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)の薬効・食効とその有効成分

 下表に示すように、姫マツタケ(アガリクス ブラゼイ ムリル)は、数多くの成分をバランスよく含み、生体のホメオスタシス(恒常性維持機能)を調節します。
抗腫瘍活性を発揮する他、肝障害改善作用、抗アレルギー作用、消化管運動亢進作用、脱コレステロール作用、血糖降下作用、ビタミンD2様作用など、多彩なBRM(Biological Response Modifiers:生物的応答調整剤)様作用をもつ食用キノコであることが、基礎・臨床実験により証明されています。
 免疫力を高め、生体のホメオスタシスを正常に修復する姫マツタケは、まさに東洋医学的な側面をも有する、将来有望な免疫機能賦活性食品として注目されます。

1999年8月「日本癌コンベンション」発表内容より引用

公的学会や学術雑誌で証明された
姫マツタケ(岩出101株)の有効成分とその薬効・食効

有 効 成 分
薬 効・食 効
多糖体:
β(1→3 ) D- グルカン、キシログルカン、 β ( 1→6 ) D- グルカン - タンパク複合体、酸性ヘテログルカン、ヘテログルカンタンパク複合体、 RNA- 蛋白、糖蛋白(レクチン)ほか

*抗ガン作用
  動物移植固型腫瘍、腹水型腫瘍
  ルイス肺癌の肺転移抑制
  自然発生乳がん・化学発癌
*免疫促進効果

ステロイド類:
エルゴステロール酸化誘導体
セレビステロール誘導体
水溶性成分

*制ガン作用
  試験管内/ Hela 細胞増殖抑制作用
*アポトーシス誘導

食物繊維
不消化性β -D- グルカン、ヘテロ多糖キチン質など

*がん予防効果

多糖体(β -D- グルカン)、多糖蛋白複合体、 RNA-蛋白複合体

*血糖降下作用

食物繊維
リノール酸、パルミトオレイン酸等不飽和脂肪酸

*血圧降下
*コレステロール低下
*動脈硬化改善
*消化管運動亢進作用

エルゴステロールの光照射と加熱による

*ビタミンD2様作用

蛋白多糖体

*肝機能改善作用
*肝障害抑制作用

水溶性成分

*抗アレルギー作用
*抗酸化作用

 
 
 
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